\もらえるはずのお金、ちゃんと受け取っていますか?/
医療保険やがん保険に入っているのに、
「給付金を請求していなかった!」
というのは、実はよくある話です。
せっかく毎月保険料を払っているのに、
申請しなければ“ゼロ円”。
本当にもったいない…!
現役で保険業界にいる筆者が断言します。
保険のプロは、保険を“使う”のもプロ。
今日は、子育て家庭こそ知ってほしい
“給付金をもらい漏らさないコツ”と、
筆者自身の体験談を交えてお話しします。
◆給付金のもらい忘れが多い理由は?
給付金を取り損ねる理由は主に3つ。
- 「対象になると思っていなかった」
- 「あとでやろうと思って忘れる」
- 「書類の準備が面倒くさい」
ですが、保険の給付金は
“申請しなければ出ない仕組み” になっています。
気づいた時には時効…というケースも。
だからこそ、普段からの意識が大事なんです。
◆筆者の体験談:妊娠悪阻で“通院給付金を満額”請求した話
通常、妊婦健診は保険の給付金対象外です。
しかし私の場合、妊娠初期に 重症妊娠悪阻で1か月入院。
退院後もしばらく点滴や診察が続き、
これらはすべて “通院給付金の対象” でした。
私は保険業界にいたため、
入院 → 退院後の通院スケジュール をしっかり把握し、
通院のたびに合計何日分になるかを確認しながら請求。
結果、
本来気づかれないことも多い 通院給付金を漏れなく受け取る ことができました。
もしあのとき知らなかったら、
数万円単位で損していたと思うとゾッとします。
◆余談:保険のプロは“保険の使い方”もうまい
私の先輩の話ですが…
人間ドックでポリープが見つかると、
「切ってもいいし、切らなくてもいい」
と言われる程度の小さなものでも、
毎回きちんと切除していました。
もちろん医学的に問題ない範囲でですが、
“治療行為”と判断されれば給付金の対象になるためです。
プロの世界ではよく言われます。
保険のプロは、給付金をもらうのもプロ。
本当にその通りだと思います。
◆給付金を「絶対もらい忘れない」ための3ステップ
子育て中でもできるように、超シンプルにまとめました。
① 加入している保険の給付金項目を把握しておく
- 入院給付金
- 通院給付金
- 手術給付金
- 放射線治療
- 特定疾病給付金 など
パンフレットを見直すだけでも違います。
② 体調を崩したら“診断名”と“治療内容”を確認する
給付対象は「診断名+治療」が基本。
「検査だけ」「経過観察」は対象外になりがちです。
逆に、
病名がついて治療行為があれば対象になる可能性が高い!
③ 通院した日数・入院日数は全部メモする
後から思い出すのは大変。
スマホのメモアプリでOKです。
- 入院◯日〜◯日
- 点滴通院◯日
- 手術日
などを記録しておくと、保険会社の書類もスムーズ。
◆まとめ:給付金は“申請しないともらえない”——まずは知ることが最大の武器
毎月払っている保険料。
それを無駄にしないためには、
- どんな時にもらえるのか
- どんな治療が対象なのか
- いつ・どこに通院したか
この3つを知っておくだけで、
受け取れる給付金の取りこぼしは確実に減ります。
妊娠・出産・子育ては急なトラブルが多いからこそ、
“もらえるはずのお金は、確実にもらう” という姿勢が本当に大事です。
あなたの加入している保険、
今一度チェックしてみませんか?

