「共働きだけど、住宅ローンは夫名義で組んだ」
「団信があるから、もしものときも大丈夫」
実はこれ、かなり多いパターンです。
でも――
このケースで意外と見落とされがちなのが「妻に万一のことがあった場合」。
結論から言います。
👉 夫単独ローンの場合、妻の死亡保障は別途しっかり準備が必要です。
なぜ「妻の死亡リスク」が問題になるの?
住宅ローンを夫だけで借りている場合、
- 夫が亡くなった
→ 団体信用生命保険(団信)で住宅ローンは完済
一方で、
- 妻が亡くなった
→ 住宅ローンは1円も減りません
ここが落とし穴です。
共働き家庭の場合、
- 妻の収入を前提に家計が成り立っている
- 住宅ローン返済も、生活費も妻の収入込み
というケースがほとんど。
つまり、
妻の収入が途絶える=家計が一気に苦しくなる
という現実があります。
「専業主婦じゃないから大丈夫」は危険
「妻も働いているけど、住宅ローンは夫が払っているし…」
実際は、
- 妻の収入 → 生活費・教育費・貯蓄を支えている
- 妻がいなくなる →
- 生活費アップ(家事外注・時短)
- 教育費負担増
- 貯蓄ができなくなる
ローンは残り、家計は悪化する
これが現実的なリスクです。
では、妻の死亡保障はどう準備すべき?
ここでよくあるのが、
- 定期保険で一括○千万円
- 終身保険で一生保障
でも、住宅ローン対策としては、
もっと合理的な保険があります。
住宅ローン対策に一番相性がいいのは「収入保障保険」
結論です。
👉 妻の死亡保障は「収入保障保険」が最適解。
理由はシンプル。
住宅ローンの特徴
- 借入残高は毎年少しずつ減っていく
- 必要な保障額も年々小さくなる
収入保障保険の仕組み
- 毎月受け取る保険金額は一定
- 受け取れる期間は年数の経過とともに短くなる
- 結果、受け取り総額は年々逓減
👉 住宅ローンの返済パターンとほぼ同じ動きをします。
具体的なイメージ
たとえば…
- 住宅ローン残高:3,000万円
- 妻の保障:月10万円の収入保障保険
- 保障期間:65歳まで
万一のとき、
- 住宅ローン返済
- 教育費
- 生活費の穴埋め
を「毎月の収入」として補えます。
しかも、
- 定期保険より保険料が割安
- 無駄に保障を持ちすぎない
というメリットも。
「妻の保険は最低限でいい」は本当?
実は逆です。
夫に団信がある以上、
死亡時にお金が一番必要なのは「妻」側というケースも多い。
- 夫が亡くなった → 家が残る
- 妻が亡くなった → ローンも生活もそのまま
だからこそ、
👉 夫単独ローン+妻の収入保障保険
この組み合わせは非常に合理的です。
まとめ:共働き夫婦こそ、妻の保障を見直そう
- 夫単独ローンでは妻に団信はない
- 妻の死亡リスクは家計直撃
- 住宅ローン対策には収入保障保険が相性抜群
- ローン残高の減少=保障も逓減でOK
住宅ローンを組んだときは、
「夫の万一」だけでなく「妻の万一」もセットで考える。
これが、後悔しない共働き家計の守り方です。

