「地震保険って正直高い…」
「必要なのは分かるけど、もう少し何とかならない?」
地震保険について、こう感じている人はとても多いです。
実際、地震保険は入るか入らないか以前に、設計の仕方で差が出る保険です。
実は、
同じ地震保険でも、保険料に数万円単位の差が出ることもあります。
ここでは、地震保険を少しでもムダなく、賢く備えるための考え方をまとめます。
そもそも地震保険はなぜ高い?
地震保険は
・国と民間保険会社が共同で運営
・大規模災害時に一気に支払われる前提
という特殊な仕組みの保険です。
そのため
- 保険会社ごとの価格競争はなし
- 地域と建物構造で保険料は全国一律
「安い会社を探す」という発想は通用しません。
だからこそ、
割引制度と保険金額の決め方が重要になります。
オトクにする方法① 割引制度は必ず確認
地震保険には、条件を満たすと適用される割引があります。
耐震等級割引
- 等級1:10%
- 等級2:30%
- 等級3:50%
割引率が非常に大きく、新築住宅では特に重要。
建築年割引
- 1981年6月1日以降に建築
→ 10%割引
新耐震基準がポイントです。
耐震診断割引
- 公的な耐震診断で基準を満たす
→ 10%割引
免震建築物割引
- 免震構造の建物
→ 50%割引
※割引は重複不可
(最も割引率の高いものを1つ選択)
オトクにする方法② 地震保険金額を「最大」にしない
地震保険の保険金額は、
火災保険の30〜50%の範囲で設定します。
ここで重要なのは、
必ずしも50%にする必要はないということ。
- 貯蓄がある
- 最低限の生活再建資金があればよい
この場合、
30%に設定するだけで保険料は大きく下がります。
地震保険は
「家を元どおりにする保険」ではありません。
オトクにする方法③ 建物と家財は分けて考える
意外と見落とされがちなのが家財の地震保険。
- 家具や家電は最低限でいい
- 貯蓄で買い直せる
この場合、
家財を外す、または金額を抑えるのも合理的です。
優先順位は
「住む場所の確保」→「家財」。
オトクにする方法④ 長期契約を選ぶ
地震保険は、
最長5年の長期契約が可能です。
- 毎年更新より割安
- 更新忘れの心配がない
火災保険と合わせて長期契約にすると、
トータルの負担を抑えやすくなります。
オトクにする方法⑤ 地震保険の役割を理解する
地震保険は
「得をするための保険」ではありません。
- 地震後に住む場所を確保できるか
- 生活を立て直す資金があるか
この2点を補うための保険です。
だからこそ、
必要以上にかけすぎないことが最大の節約になります。
まとめ|地震保険は“全部盛り”が正解ではない
- 割引制度は必ずチェック
- 保険金額は目的に合わせて調整
- 建物と家財を分けて考える
- 長期契約でムダを減らす
地震保険は
「なんとなく入る」と高くなり、
「役割を理解して設計する」とグッと合理的になります。
今の契約内容、
一度だけでも見直してみる価値はあります。

