**海外旅行保険は本当に必要?

保険

クレカ付帯との違い・失敗しない選び方をプロが徹底解説**

海外旅行が決まるとワクワクする反面、気になるのが 「もし旅先でケガや病気になったら…?」 というリスク。

結論から言うと、海外旅行保険は“ほぼ必須”です。

なぜなら、海外では医療費が日本より圧倒的に高額。

たとえば…

  • アメリカで盲腸の手術 → 300〜500万円以上
  • ハワイで骨折 → 200万円以上
  • 救急搬送や緊急手術 → 数百万円単位

旅行費用より医療費の方が高くなるケースが珍しくありません。

では、クレジットカード付帯保険で十分なのか?

それとも別途、海外旅行保険に加入すべきなのか?

この記事では、プロの視点で“必要な人・不要な人”や選び方を【簡単・分かりやすく】解説します。

1. 海外旅行保険はなぜ必要?最大の理由は医療費の高さ

海外の医療費は日本の3〜10倍以上

特にアメリカ・カナダ・オーストラリアは桁違いです。

例:

  • 救急車を呼ぶだけで 10万円~
  • 盲腸手術で 数百万円
  • 入院1日 10〜20万円

旅行中に体調を崩す可能性は意外と高く、

“念のため”ではなく 家計防衛として必要な保険 といえます。

2. クレジットカード付帯の保険で十分?答えは「NGな場合が多い」

クレジットカードの海外旅行保険は便利ですが、

プロ目線では 不十分なケースがほとんど。

よくある不足ポイント

  1. 補償額が低い(50〜100万円の医療費補償が多い)

 → 海外では全く足りない

  1. 「利用付帯」で保険が発動しないケースがある

 → 旅行代や航空券をカード払いして初めて補償開始

  1. 治療・搬送費の補償が薄い

 → 最も必要な部分が弱い

★ポイント

海外旅行保険で最も大事なのは 「治療・救援費用」。

ここが 最低1,000万円以上 あると安心です。

3. 結論:海外旅行保険は、クレカ付帯+単体契約の“二刀流”が鉄板

旅行者の多くが選ぶのがこのパターン。

クレジットカード付帯

👉 すきま補償

👉 小さな通院や軽傷用

海外旅行保険(単体契約)

👉 大きな医療費リスク対策

👉 救援者費用(家族の渡航・捜索)

👉 緊急帰国などの高額リスク

高額医療リスクを確実にカバーできる のは、やはり単体契約です。

4. 海外旅行保険の選び方|ここだけ見ればOK

医療費・治療費の補償額(最重要)

✔ 最低1,000万円

✔ アメリカ・ヨーロッパはできれば3,000万円〜無制限が理想

救援者費用(家族の渡航・捜索)

✔ 治療費と同等に重要

✔ 300万円〜500万円はほしい

携行品損害は“つけすぎ注意”

スマホやカメラは火災保険やクレカで重複しがち。

必要な人だけでOK。

航空機遅延・ロストバゲージはあると便利

特に乗り継ぎが多い旅は役立ちます。

ネット契約でOK。空港で加入は割高だから注意

空港カウンターは手軽ですが、保険料が高い傾向。

出発前にネットでサクッと加入が正解。

5. こんな人は海外旅行保険が必須です

  • アメリカ・ハワイ・カナダ・ヨーロッパに行く
  • 子ども連れ旅行
  • 語学留学・ワーホリ
  • 高齢の家族が同行
  • 長期旅行(1週間以上)
  • 持病があり、旅行中の体調変化が心配

特にアメリカは最も医療費が高い国のため、

“保険なし”は絶対にNG。

6. まとめ:海外旅行保険は“安心料”ではなく“必須の家計防衛”

海外旅行保険の役割は、

「もしものときに助けてくれるもの」

というより、

**“もしものときに家計破綻を防ぐための必須ツール”**です。

  • クレカ付帯は便利だが補償は弱い
  • 海外の医療費は想像以上に高額
  • 海外旅行保険はネット加入でコスパ良く
  • 最も重要なのは治療費・救援費用

安心して旅行を楽しむためにも、

必要最低限ではなく、必要な補償をしっかり準備していきましょう。

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